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シーバス ラインでナイロン!?メリットをPEと比較する

シーバス・ライン・ナイロン
シーバスにおいてラインをナイロンにすることに意味はあるのでしょうか。

昨今のシーバスシーンでは間違いなく使用するラインは「PE」が全盛です。というよりかはそれが意外選択肢がないといっても決して言い過ぎではありません。

そんな中、あえてナイロンを使うアングラーのためにナイロンラインの悪いところ、良いところ全部聞いてもらい、実際「じゃあ、シーバスでナイロンって使えるの?」というナイロン・ラインの疑問にお応えします。




シーバスでナイロンを使うメリットとデメリット

メリット…と聞かれると率直に言ってあまり浮かばないのですが、デメリットなら浮かんできます。

ナイロンラインの寿命

ナイロンは劣化しやすいという点がいちばんに上がります。

1月に一度くらいの釣行であればワンシーズンくらいは持つ可能性もありますが、それでも伸びたり巻き癖が治らなかったりワンシーズンを思うように使いこなせないのが現状です。

それに比例してPEは同じくらいの釣行頻度であればワンシーズン持ちます。150m巻のPEだとするとせいぜい毎回使っているラインの長さは75mくらいなのでワンシーズン過ごした後、ラインをいったん外して使っていた側とは反対に巻き直せば裏オモテで2シーズン使えます。

感度の比較

次に、ナイロンは伸縮性があるので「感度がPEにくらべて落ちる」という点。
感度はPEの比較になりません。

ただこのデメリットでもある伸縮性が、「吸い込みやすさ」を出すこともあり、その吸い込みやすさを利用してフッキングがバレやすいトップでの釣りや食いが浅くなる活性が低いときに有効だとされてきた経緯があります。

が、しかしその吸い込みやすさとかフッキングはテクニックでカバーできます。食ってきたときにすぐにアワセを入れずに少しラインを送ってやればいいのです。ほんのコンマ何秒の話で経験が必要ですけど…。

飛距離や感度を犠牲にしてまで選ぶ必要性はあまりないということになります。

強度

ナイロンはPEに比べて、横スレに強く、縦の伸びに対しては弱いです。

この横スレに強いという利点を生かして、根の多い複雑なストラクチャーの上を通すときに良いのですが、これもまた、それだけの理由であればPEを本線にリーダーを長めにとるだけでいいです。




ナイロンはシーバスでは直結がベスト

ナイロンは元々横スレには強いので途中にフロロのリーダーを組んだりしなくても直結でOKです。

またナイロンは伸びやすく、PEに比べてロッドアクションを吸い込んでしまい上手くルアーをコントロールしにくいためフッキングにも影響してきます。途中にスナップもつけずに「直結」がいいです。

直結はナイロンの唯一のメリット!?

PEだと根掛かりしてラインが切れてしまったときにラインシステムを組み直さなければいけませんが、ナイロンなら一度切れてもすぐに結び直すだけで釣りを再開できる

これが唯一のメリットと呼べるかどうかはわかりませんが…。

”リーダーにナイロン”はシーバスにおいてアリな選択

ナイロン特有のタテの伸びやすさや横スレの強さを生かして、リーダーにナイロンという選択はありだと思います。

ポッパーやフローティングのペンシルベイトでトップで狙う場合には、比重の重たいフロロのリーダーでは沈んでしまい、浮いていなければいけないルアーが本来の動きをしてくれない可能性も出てきます。塩分濃度の低い河川上流や湖ではこの違いが顕著に現れます。

このために水面に浮いてくれやすく、伸びて吸い込みされやすいナイロンはトップでのリーダーとしてなら使えると思います。

ただしほかの釣り方では、強度もフロロのほうが高いのでフロロカーボンのリーダーに軍配が上がります。

PE全盛時代のシーバスシーンにナイロン・ラインのいま

現代のシーバスでは、使用するラインは感度や強度も保ちながら飛距離までたけたPEライン以外を選ぶ必要性はほとんどないのが現状です。理由にシーバスでは飛距離も感度も重要なアドバンテージになっていることが挙げられます。

以前では、キャストが上手く決まらないと細くしなやかなPEラインはガイドに絡みやすくライントラブルを起こしやすいためにシーバスビギナーは、「まずナイロンで練習」という風習がありましたが

今ではロッドもガイド自体の性能も上がり、ライントラブル自体しにくくなっています。
特にスピニングにおいてはほぼ皆無に近いです。

ですから、どうせいずれ使わなければいけないPEラインならば、初めからPEで練習をしておけばいいでしょう。ライントラブルを繰り返していれば、必然的に釣り場でリーダーを結び直す練習にもなります。

いまではシーバスでナイロン・ラインを使用するメリットはほぼないです。

ものすごく面倒臭がりで、釣行時に根掛かりや高切れしたときに結び直すのがイヤだという人なら使い道があるかもせいれませんがそのことで犠牲になることのほうが大きいです。